三嶋大社は、静岡県三島市大宮町に鎮座する神社で、伊豆国一の宮として栄えています。
この神社は、古くから源頼朝が源氏再興を祈願した場所としても知られています。
祭神:
大山祇命（おおやまつみのみこと）: 伊豆諸島の開拓神とされる神様。
積羽八重事代主神（つみはやえことしろぬしのかみ）: 伊豆諸島の神。
二柱を総じて「三嶋大明神」と称されています。
由来:
三嶋大社は、伊豆諸島の噴火を畏れた人々から篤く崇敬されていました。
境内入り口の大鳥居前を東西に旧東海道、南に旧下田街道が走り、周辺は伊豆国の中心部として国府のあった地で、のちに三嶋大社の鳥居前町として発展し、「三島」という地名が大社に由来して呼ばれるようになりました。
花の季節:
春には参道脇のソメイヨシノやミシマザクラ、神池のシダレザクラが咲き、秋には天然記念物のキンモクセイが花をつけます。
三嶋大社は、商売繁盛や五穀豊穣を祈る人々で賑わい、美しい自然と歴史的な雰囲気が魅力です。
